建設業許可を取得するメリット

 

建設業許可を取得するメリットは４つあります。

 

１.　５００万円（１，５００万円）以上の大規模工事を受注できる

　　今まで受注できなかった５００万円（１，５００万円）以上の工事を受注

　　できるようになり売上の増大につながります。建設業許可を取得すること

　　で金額の制限がなくなり、１億の工事でも受注できるようになります。

 

２.　社会的な信用力が増す

　　会社や現場に掲げる建設業許可票（看板）は、厳しい建設業許可要件を満

　　たしたことを証明していますので信用力が増します。　

　　また、元請会社はコンプライアンスの観点から５００万円（１，５００万

　　円）未満の軽微な建設工事であっても下請け会社には建設業許可の取得を

　　求めるようになっています。

　　つまり建設業許可を取得すれば大手ゼネコンとも取引ができる可能性が高

　　くなります。

 

３.　融資が受けやすくなる

　　建設業許可を取得するためには一定の財産的要件を満たす必要があるので

　　、建設業許可の取得は財産的要件を満たしたことを証明し、金融機関の融

　　資判断材料に大きな影響をあたえ有利になります。

　　また、低金利となる公的融資制度においては、建設業許可を取得している

　　ことが前提条件となる場合がありますので、建設業許可を取得しているこ

　　とで資金調達の選択肢が増します。

 

４.　元請として公共工事を受注する道がひらける

　　建設業許可を取得すれば公共工事を受注することも可能になります。

　　具体的には、建設業許可を取得した後に、経営事項審査を受け、入札参加

　　資格審査申請をする必要があります。

　　公共工事への参入は、事業の安定と拡大につながります。